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恋と秘密と幼なじみ

第11章 プールの中の恋人

あれほど愉しんでいたプールに何の名残惜しさもなく、二人は着替えて家路を急いだ。

今日の昼間はどちらの家も親が留守だったので、二人は祥吾の家に入る。

家に入るとすぐに陽姫が跳び、首の後ろに腕を巻き付けてキスをしてきた。

「ひめちゃん……」
「しょーごくんっ……」

後ろ手に鍵を閉め、キスをしたまま抱き締め合い、そのまま祥吾の部屋になだれ込む。

大人のキスにもすっかり慣れた陽姫は、舌を回しながら祥吾の舌に絡めてくる。

コケティッシュな可愛い水着で隠されていたおっぱいを好きなようにしたくて、腕を裾から入れて微笑ましい膨らみを手の平で覆って優しく揉んだ。

蕩けそうな柔らかな肌を無心で揉んでいると次第に陽姫の息遣いは荒く、不規則なものへと変わってくる。

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