テキストサイズ

恋と秘密と幼なじみ

第11章 プールの中の恋人

ゆっくりと身体を揺り動かすと陽姫の中は更に熱を帯び、滑りが増してくる。

(奥からいっぱい溢れてきてるのかな……)

そんなことが体感出来る。
彼の下に横たわる陽姫はぽーっとした顔で見詰めてきた。

「好きだよ、ひめちゃん」
「うん……好き……祥吾君大好き……」

身体でも言葉でも気持ちを確かめ合う。
訊かなくても分かっているのに、訊いてしまうのは『確かめたいから』ではなくて『伝えたい』からだ。

そして伝える度に心が弾む。

しかし気持ちが高ぶりすぎて暴走してしまわないことを肝にも銘じている。

確かに慣れてきたとはいえ、十二歳の陽姫の身体に大人の茎根が抜き挿しされるということは負担に違いなかった。

あまり激しくすれば成長過程の繊細な身体に悪影響を及ぼす危険性も考えていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ