恋と秘密と幼なじみ
第12章 キャンプと嫉妬
昼ご飯を食べる時間も惜しむように遊び、陽が少し傾きかけた頃にようやく鬼澤の親戚の別荘まで戻ってきた。
夕飯は鬼澤の親戚のおばさんと共にカレーを作る。
男子は使い物にならないから女子だけで賑やかに調理をした。
ジャガイモの皮を剥いているとき、陽姫はまだ一度も祥吾にメッセージを送っていないことに気付く。
(どうしよう……でも今料理してるし、後でいいよね)
ちょっとだけ罪悪感に駈られたが、場の空気を乱すわけにもいかずそのままにしてしまった。
「うわー! うめえ!」
「こんなの作れるんだ!」
「大袈裟だし! てかおばさんに手伝って貰ったからね」
大袈裟なほど喜ぶ男子を見ていると悪い気はしない。
それは女子共通の思いだったのか、みんなにこやかな顔で喜ぶ男子を見ていた。
夕飯は鬼澤の親戚のおばさんと共にカレーを作る。
男子は使い物にならないから女子だけで賑やかに調理をした。
ジャガイモの皮を剥いているとき、陽姫はまだ一度も祥吾にメッセージを送っていないことに気付く。
(どうしよう……でも今料理してるし、後でいいよね)
ちょっとだけ罪悪感に駈られたが、場の空気を乱すわけにもいかずそのままにしてしまった。
「うわー! うめえ!」
「こんなの作れるんだ!」
「大袈裟だし! てかおばさんに手伝って貰ったからね」
大袈裟なほど喜ぶ男子を見ていると悪い気はしない。
それは女子共通の思いだったのか、みんなにこやかな顔で喜ぶ男子を見ていた。
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