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恋と秘密と幼なじみ

第3章 発育のお手伝い

「馬鹿っ……出来るか、ンなこと」

年の近い女性に言われたら思わず興奮するようなことも、八歳年下の少女から言われるとどこか穢らわしさと鬱陶しさを感じてしまう。

「協力してくれないんだ……ふーん……」
「な、なんだよ、その言い方」
「じゃあこないだおちんちん私に触らせたことおばさんに言っちゃおうかな」
「ちょっ!? あれはお前がっ……くそっ」

笑いを噛み殺した陽姫がどれくらい本気で言ってるのかは分からないが、面白半分で言わないとも限らない。

「だいたいヒメちゃんは、その……おっぱい大きい方だろう?」
「エロっ!! 私をそんな目で見てたわけ!?」

自分で振っておきながら勝手に怒り出すのも思春期少女の特権である。
近くにあったクッションで頭を叩かれまくる理不尽も堪えなくてはならない。

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