恋と秘密と幼なじみ
第4章 秘密の恋のはじまり
「大変というか……私はあまり興味がないけど……」
「分かった! 誰か他に好きな人がいるんでしょ?」
「えっ……と、まあ、そりゃ」
「誰だれ!?」
二人は問い詰めるかのごとく迫ってくる。
「それはまだ内緒!」
当然頭の中には祥吾の顔が浮かんでいたが、口には出せない。
二人は不服そうだったが、陽姫は「ごめんね」と手を合わせてその場を凌ぎきった。
その後はみんなでSNSにアップする写真を撮ったりして盛り上がった。
祥吾なら照れてやってくれないようなことも同級生の男子なら躊躇いもなくしてくれる。
そんな乗りを愉しんでいると、歳が近い方が愉しいこともあるのかも、と少し寂しく感じていた。
「分かった! 誰か他に好きな人がいるんでしょ?」
「えっ……と、まあ、そりゃ」
「誰だれ!?」
二人は問い詰めるかのごとく迫ってくる。
「それはまだ内緒!」
当然頭の中には祥吾の顔が浮かんでいたが、口には出せない。
二人は不服そうだったが、陽姫は「ごめんね」と手を合わせてその場を凌ぎきった。
その後はみんなでSNSにアップする写真を撮ったりして盛り上がった。
祥吾なら照れてやってくれないようなことも同級生の男子なら躊躇いもなくしてくれる。
そんな乗りを愉しんでいると、歳が近い方が愉しいこともあるのかも、と少し寂しく感じていた。