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恋と秘密と幼なじみ

第1章 ご褒美のお願い

どこで知識を仕入れたのか、やがて彼女はぎこちなく手首を上下させて擦ってくる。

「こ、こおすると……気持ちいいんでしょ?」
「駄目だってっ」

彼女が少し特別な感情を自分に抱いていると言うことは、祥吾も薄々感づいてはいた。しかしそれは憧れに似たものだろうと高を括っていた。

「ヒメちゃん……もうやめよう?」
「……やだ」
「いい子だから、ね?」
「何その言い方! 子供だと思って馬鹿にしてるでしょ!」

子供を諭すような言い方が癪に障った様子の陽姫は余計にヒートアップしてしまう。

「わっ!?」

ギュッと茎を握ると勢いよく擦り始めてしまう。
情けないことに祥吾は止めることも出来ずに、中学一年生の手淫を甘んじてしまっていた。

「わっ……なんか濡れてきたしっ……」

擽ったい刺激に先汁が溢れ、パンツに無様な染みを作ってしまう。

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