恋と秘密と幼なじみ
第5章 葛藤と幸福
「私はもう大人だよっ……生理だって……来てるし」
「そ、そういう問題じゃなくて」
冷静を装いたかったが、彼女の予想外の告白に心拍数が跳ね上がってしまう。
「成長途中の身体だから、そういうことするのはまだ無理なんだって……」
科学的にも医学的にもなんの知識もない祥吾の言葉は、やけに白々しく響く。
しかし少しは納得したのか「ふぅーん……」と陽姫は唇を尖らせながらも理解を示してくれた。
「じゃあ私が……祥吾君のを、してあげるのは……いいんだよね?」
「はあっ!?」
「だって私の身体が駄目なだけで祥吾君は大人だから大丈夫でしょ?」
陽姫の身体を心配するという理由で諭してしまいすぎた為、これに対する反論がしづらくなってしまった。
「そ、そういう問題じゃなくて」
冷静を装いたかったが、彼女の予想外の告白に心拍数が跳ね上がってしまう。
「成長途中の身体だから、そういうことするのはまだ無理なんだって……」
科学的にも医学的にもなんの知識もない祥吾の言葉は、やけに白々しく響く。
しかし少しは納得したのか「ふぅーん……」と陽姫は唇を尖らせながらも理解を示してくれた。
「じゃあ私が……祥吾君のを、してあげるのは……いいんだよね?」
「はあっ!?」
「だって私の身体が駄目なだけで祥吾君は大人だから大丈夫でしょ?」
陽姫の身体を心配するという理由で諭してしまいすぎた為、これに対する反論がしづらくなってしまった。