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恋と秘密と幼なじみ

第5章 葛藤と幸福

まだ這え揃っていない薄い黒絲がなだらかな恥丘ふんわりと色づかせ、その下にはぷっくりとした双壁が膨らんでいた。

大切な箇所を守る聖なる門のように、秘唇を隠している。

「どう? へ、変?」
「まだ見えてないよ」

緊張を解きほぐしてやろうと優しく笑いながら答えると、陽姫も閉じていた目を開き、祥吾の顔を伺ってくる。

「ここを開くよ」

ぷにっとした外陰唇に両手を当て、ゆっくりと開門させていく。

柔らかな肉の先に、陽姫の聖唇が現れた。
いくら肌の白い彼女であっても、そこには少し色素が沈殿しており、やや濃い色になっている。
その先の粘膜は白っぽい桜の花びらのような薄ピンク色で、興奮からか既にしっとりと水分の煌めきを放っていた。

「とても綺麗だよ……グロくなんてない」
「ほ、ほんと?」

褒められて陽姫は少し安心したように微笑んだ。

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