無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

腕の中で小さな体が必死に離れようと抵抗する
なんて可愛らしいのか
例えるなら小動物。ハンターに捕まったが最後の足掻きを見せようとしている図
そんな子猫ちゃんをまた強く抱きしめ髪の匂いを嗅ぐ
シャンプーの香りが鼻腔をくすぐりより愛おしくなる
わざと力を緩め
「ほ、ホントやめてくださｰｰｰ!!」
顔を上げたところで

キスを

表面上のキスを楽しみ、そして深みへ
逃げようとする頭を手で支え逃がさず、引いていく舌を私の舌で捕まえる
相手の息が荒くなる
相手の興奮が盛り上がってきたところで、空いている右手を相手の陰部へ伸ばす
一瞬、体が跳ねる
そして、逃げる
逃がさない

窓の外では太陽がいつもより紅く煌々と輝き、
私のことを赤鬼のように紅く染め上げていた