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愛してるのに,愛せない(続)

第4章 drama

((與side))





ここ最近,実彩子と俺の間で距離が出来ている気がする






LINEの返信もあったりなかったり








何かしてしまったのか,考えて見たけど思いた当たる節は一つもない






千晃と秀太が先に登校するから,今日は途中まで2人きりだったが






実彩子の口数がかなり少なく,浮かない顔をしていた








木村(担任)「今日は席替えするぞー」




木村先生の声で我に返る




木「はい順番にくじ引いて。男女関係ないからどんどん座ってけ〜」







俺の席は窓際の一番後ろ





なかなかのいい席だった





隣の席は秀太




秀「お,真司郎の隣か」

真「秀太が隣なら宿題やってもらえるから安心やわ(笑)」

秀「ばーか,誰がやるか(笑)」







教室を見渡すと,廊下側の後ろのほうに実彩子がいた


その斜め後ろにはにっしー







窓際の前のほうには直也くん


その隣に千晃


直也くんの後ろに日高が座っていた





秀「なかなかの席だよな」

真「くじ引き仕組まれたとしか思わへんわ(笑)」







授業中にふと実彩子のほうを見ると,にっしーと楽しそうに笑っていた




先「西島くんと宇野さん、そんなに私の教える英語は面白い?」

西「面白いで〜すw」

全「(爆笑)」

先「じゃあ,抜き打ちテストでもしましょうか?」

西「冗談キツイっすよ(笑)」

先「先生は本気ですが。」

西「す、すみません…」





宇野ちゃんの笑顔を見たのは久しぶりだった





秀「あいつら馬鹿じゃんw」

真「…ほんまやな」

秀「真司郎,,嫉妬かい?(笑)」

真「…かもな。」

秀「まあまあ,(笑)」





なにかどうしても引っかかるものがあった

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