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愛してるのに,愛せない(続)

第4章 drama

((千晃side))






\チャポン…/







湯船に顔を半分ほど沈めて,ぷくぷくと泡を立てる








((だっちゃん…ずるい…))








今までどうしてこの気持ちに気づかなかったのか








昨日までは話してても何も感じなかった







それなのに,1度気づくと戻れなくて








"友達"という枠組みの中で微妙にできる距離がもどかしくて






その枠を飛び越えたいと考える自分もいれば







枠組みを失えば戻れないのが嫌な自分もいる






もどかしすぎて,くすぐったくて,なのに苦くて














それでも,だっちゃんとならいいって思える自分がいる






だっちゃんとの恋は,自然と私の宝物になっていった

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