テキストサイズ

大型犬との夏波乱

第3章 ~大喜の元親友だった青年~

俺は、店長と店長の奥さんと朝陽を含む、仲良しのスタッフ達に旅行のお土産を渡した。

郁さんには、次に家に来た時に渡す予定だ。

「あと、俺
大喜さんが小太郎さんと旅行に行ってる間、彼氏出来たんすよ♪」

嬉しそうに報告する朝陽。

「え、本当に?
良かったじゃん!」

「相手は、年上の人で空手の先生してる人なんです♪」

空手家の人か。

て事は、強いんだろうな。

「出会った場所とか、付き合う事になったきっかけは?」

「出会いの場所は、行きつけのゲイバーっす
1人で飲んでたから、酒癖の悪い男性にしつこく絡まれちゃいまして…。」

酒癖の悪い他の客に絡まれる事って、実際にあるんだな…。

「ママさんや、他のスタッフさん達が止めに入ったんですが聞き入れなくて
最終的に、腕を掴まれてラブホの誘いを何度もされてたんです…。」

「もしかして、その時に助けてくれたのが彼氏さん?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ