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大型犬との夏波乱

第3章 ~大喜の元親友だった青年~

「はい♪
酒癖の悪い客の腕を捻り上げて、注意してくれたんすけど
逆上したその客に殴られそうになった彼氏が、返り討ちに鳩尾に一発」

うわぁ、それはかなり痛いだろうな…。

「それで、うずくまるその客を他のスタッフ達が、出禁を言い渡して追い出しました
その後、彼氏が心配してくれて一緒に飲む事に」

「彼氏さんも1人で来てたの?」

「はい
ちなみに、彼氏は酎ハイで俺はジュースです
彼氏、酒は酎ハイしか飲めないみたいで」

彼氏の話をする朝陽の表情は、凄く嬉しそうに話す。

「話してる内に仲良くなって、その日はアドレスを交換して終わってその次の日も、同じゲイバーで会いました」

「それでどうなったの?」

「その日は軽く飲んだあとに彼氏の家に泊まる事になったんすよ
俺は、助けられた時から一目惚れだったんで、喜んで了承したんです」

助けてもらった際に、一目惚れする気持ちわかるかも。

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