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大型犬との夏波乱

第4章 ~文彦の魔の手~

伝票に、小太郎さんが注文した料理を書く。

「あと、今日出来ればバイト上がる時間まで、店に居てて欲しいんですけど…。」

「別に良いよ」

「ありがとうございます
それと、あとで朝陽から話があるので」

「わかった」

俺は、厨房の前へ行ってオーダーを通す。

「大喜、ちょっと厨房の手伝いを頼む!」

「わかりました!」

-小太郎視点-

大喜君は、厨房のスタッフの指示で中へ入って行った。

「朝陽君から話って、いったい何だろう?」

もしかして、文彦達の事に関してかな?

10分くらい経って、朝陽君が料理を持って来た。

「小太郎さん、お待たせしました
ご注文の、ソース焼きそば大盛りとハヤシライス大盛り、ミックスジュースです」

「朝陽君、ありがとう
それで、僕に話って?」

「食べながらで良いんで聞いて下さい」

僕は、注文した料理を食べながら、朝陽君の話を聞く事にした。

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