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第4章 sweet
木兎は赤葦の前に跪き赤葦の左手をとってキスをする。
「赤葦京治さん。」
鋭い目で見つめられ、狩られる獲物のような気分になって思わず肩をすくめる赤葦。
でもセックスの時の顔と同じで思わず顔を赤らめる
「は、い」
「俺、バレーばっかで料理とかなんかもういろいろバレー以外全然だし、それにスゲー心も弱くて俺ほんとだめだめだけど、赤葦が居てくれることで俺、やっと一人前になれる。
だから、俺とふーふになって、俺が死ぬまで一生一緒にいてください。」
そういって左手でポケットから指輪を取り出して赤葦の左薬指に指輪をはめる。
思わず泣く赤葦
そんな姿を滅多に見ないために慌てる木兎
「ふぅ…死ぬまで なんて、嫌ですよ。」
しばらくして落ち着いた赤葦がそう言う
「え?やだ!?あかあし、え…。」
しょぼくれかける木兎
「死んでからも一緒に、来世でも一緒に居ましょう?」
「赤葦!!」