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第2章 to


「「いただきます」」


「んまい!」

「よかったです。このお肉、木兎さんのご両親から今回のお祝いに頂いたものなんですよ。」


「なんの?オイワイ?」

「5連続得点。逆転勝利。絶対的エースを印象付けた。」

「???」

「スポーツ紙の一面の躍り文句です。見ます?」

「ん?後でいい。肉食べる。」

「そうですか。」


そういってご飯を食べる


「あかーし、これで終わり?」

「そうです。終わりです」

「えー。もっと食べたい。」


「終わりです。でも今からワイン飲みましょう」

「おいしい?」

「美味しいですよ。とてもいいワインを黒尾さんから頂いたので。」


「黒尾か!ツッキーとなかよくやってんの?」


「そのようですよ。」


「赤?白?」


「赤です。」


「黒尾よくわかってんねー!」


「さ、飲みましょう。」

赤葦はワインとグラスをもって来てそう言う。


「おつまみは?」


「えっと、これですね。」


「うまそう!」


酒が進む。


木兎はザル。赤葦は普通なので酔わない程度に飲む。

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