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はっぴぃえんど⁈

第1章 story1 しあわせのはじまり M×S

*Sside*

収録が無事に終わり、帰り支度をしていると、相葉くんがやってきた。

雅「お疲れ〜。お先ね。
後…、さっきの成功するといいね」

耳元で呟いて、立ち去って行く。

「お疲れ様!」

さっきの事ね・・・
相葉くんと、自販機で話して事だ。
思い出すと、恥ずかしくなってくる。

自分の事しか考えていなかったわけではないけど、後から思えば、このやり取りも、潤からしたら嫌だったわけで…。

一度絡まり合った糸は中々ほどけないように、すれ違って捻れた気持ちも、こんがらがっていく。


智「お疲れ様〜」

和「お疲れ様です」

次々に帰って行き、楽屋にふたりきりになる。

「潤もこれで終わりだよね。色々話もしたいから、俺の家でいい?」

潤「・・・用事が出来たから、帰る」

「えっ、ちょっと待ってよ。用事って何?仕事?」

帰ろうとする潤を追いかけ、肩に手をかけると、振り払われた。問いかけにも答えようとせず、出口に向かう潤の態度に驚き、その場にたちすくむ。

付き合いはじめてから、喧嘩という喧嘩をした事がない。だから、すぐに追いかけて、声をかければいいのに、それができなかった。


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