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はっぴぃえんど⁈

第1章 story1 しあわせのはじまり M×S

*Mside*

待ってと呼び止める翔の手を振り払い、そして振り返りもせず、駐車場へと急ぐ。

自分から翔を拒否したのに、なんで追いかけて来てくれないのかと、理不尽なことを思ってしまう俺。

「翔とは、釣り合わないのかなぁ…」

車に乗り込み、ハンドルに頭を伏せ、目を閉じる。

浮かんでくるのは、翔のことばかり。
やっと、付き合えて嬉しかったこと。初デートのこと・・・。
なぜか、走馬灯のように頭をかけめぐって、あるシーンがリアルに蘇った。



翔「もし、もしもだよ。潤が俺の側からいなくなったら、きっと俺は生きていけない…」

潤「なんだよ、それ?」

翔「だからね、その位潤が好きだっていう話‼︎恥ずかしいから、中々言葉にできないけど…愛してる。これから先、色々あると思うけど、その都度一緒に乗り越えていこうね」

潤「俺も、翔が居ないと生きていけない。体の相性バッチリだもんね〜。翔以外じゃもう無理‼︎」

翔「も〜う、ふざけないでよ!真面目に話てるのに‼︎」

潤「ごめん、ごめん。俺も愛してる。ずっと翔と歩んでいけるよう、頑張るから…」



・・・あの時、翔とした約束。思い出した!









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