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はっぴぃえんど⁈

第5章 story5 れんあい O×N

*Nside*

智「いいよ。言ってみて?」

「…さと…し」

智「もう一回?」

「…さとし?」

智「なんで疑問形?もう一回」

「…さとし…智」

智「…和」

「…智」

「「愛してる…」」

この瞬間、二人の想いが確かに通じあった。どちらからともなく唇を近づけキスをする。
なんともいえない感情が込み上げてきて、溢れだす涙が頬を伝って落ちていった。

智「和、泣かないで…。俺、どうしていいのか分からなくなる」

困った顔で、俺の涙を拭っている智。
「泣いちゃってごめんね」と謝りながら智の胸に顔を埋めると、ポンポンと頭を撫でてくれた。
それが心地よくて、気持ちよくて…。

まだ智を気持ち良くして上げてないのに、お酒を大量に飲んでいたこともあって、そのまま夢の世界に誘われてしまい、智の声を夢うつつできいた。

智「かず…愛してるよ。今度はお酒なしで愛し合おう。おやすみ…」




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