はっぴぃえんど⁈
第1章 story1 しあわせのはじまり M×S
*Mside*
駐車場から楽屋へ、急ぎ足でもどる。
なかなか来ないエレベーターをイライラしながら待っていると、そこから降りて来たのは、相葉さんだった。
一瞬視線が絡む。咄嗟に下を向き無言で乗り込もうとする俺を、相葉さんはちょっと待ってと引き止める。
雅「翔ちゃんの所にいくんだよね?早く行ってあげて欲しいけど、一言いいかな?」
「・・・」
何も言わないのは肯定と受け取ったのか、俺を真っ直ぐに見て、言葉を続けた。
雅「恋愛を語れるほど詳しいわけじゃないけど…、恋愛は二人でするものだよ。一人で抱え込んでもいい事はないと思う。かっこ悪くてもいいから、自分を曝け出さなくちゃ」
心から心配するように話す相葉さん。でも、それを素直に受け取れない俺がいる。
翔が好きなのは、相葉さんじゃないのか…。相葉さんも、翔が好きなんじゃないかと、どうしても疑ってしまうんだ。
「翔が、自分を晒け出せる相手は俺じゃない。相葉さんの方が…」
雅「何言ってるの?俺の訳ないでしょ。不安なら直接翔ちゃんに聞いてみればいいよ」
「…答えてくれるかな…」
雅「大丈夫だよ。引き止めた俺がいうのもなんだけど、早く翔ちゃんの所に行ってあげて。きちんと話あってね」
相葉さんは、俺をエレベーターに押し込むと、次の仕事に向かって行った。
駐車場から楽屋へ、急ぎ足でもどる。
なかなか来ないエレベーターをイライラしながら待っていると、そこから降りて来たのは、相葉さんだった。
一瞬視線が絡む。咄嗟に下を向き無言で乗り込もうとする俺を、相葉さんはちょっと待ってと引き止める。
雅「翔ちゃんの所にいくんだよね?早く行ってあげて欲しいけど、一言いいかな?」
「・・・」
何も言わないのは肯定と受け取ったのか、俺を真っ直ぐに見て、言葉を続けた。
雅「恋愛を語れるほど詳しいわけじゃないけど…、恋愛は二人でするものだよ。一人で抱え込んでもいい事はないと思う。かっこ悪くてもいいから、自分を曝け出さなくちゃ」
心から心配するように話す相葉さん。でも、それを素直に受け取れない俺がいる。
翔が好きなのは、相葉さんじゃないのか…。相葉さんも、翔が好きなんじゃないかと、どうしても疑ってしまうんだ。
「翔が、自分を晒け出せる相手は俺じゃない。相葉さんの方が…」
雅「何言ってるの?俺の訳ないでしょ。不安なら直接翔ちゃんに聞いてみればいいよ」
「…答えてくれるかな…」
雅「大丈夫だよ。引き止めた俺がいうのもなんだけど、早く翔ちゃんの所に行ってあげて。きちんと話あってね」
相葉さんは、俺をエレベーターに押し込むと、次の仕事に向かって行った。