はっぴぃえんど⁈
第6章 story6 あいのしれん O×N
*Oside*
初めてじゃないんだ…。
そこは勿論悔しいが、そんなことを今責めてもしょうがないし、俺たちいい大人だし。
それより、何でもっと早く言ってくれなかったんだろう。
付き合ってから、何度もエッチ(抜きっこ止まりだけど)してるのに。初めての俺をバカにしてた?
そう思うと、悲しいのとイライラする気持ちとで、和の気持ちを全く考えてあげられなかった。
「ごめん。自分からきておいてなんだけど、今日は帰る…」
和「……さと…」
玄関に向かう俺を、目を真っ赤にした和が見つめていた。
真冬の夜風は凍えるほど冷たくて、心も身体も冷えていくような気がする。
でも頭は冷えていかない。
なんで?どうして?が頭の中をグルグルと巡っていて、いつの間にか自分の家についていて、気付くと朝だった…。
スマホを見ると、和からのメールが入っている。
“初めてじゃなくてごめんなさい。
黙っててごめんなさい。
こんな俺でごめんなさい。
嫌いにならないで。
連絡待ってます。”
嫌いになんてなるわけないけど、自分の気持ちをキチンと整理したかった。
俺は返信することなく、スマホをテーブルに投げ置いた。
初めてじゃないんだ…。
そこは勿論悔しいが、そんなことを今責めてもしょうがないし、俺たちいい大人だし。
それより、何でもっと早く言ってくれなかったんだろう。
付き合ってから、何度もエッチ(抜きっこ止まりだけど)してるのに。初めての俺をバカにしてた?
そう思うと、悲しいのとイライラする気持ちとで、和の気持ちを全く考えてあげられなかった。
「ごめん。自分からきておいてなんだけど、今日は帰る…」
和「……さと…」
玄関に向かう俺を、目を真っ赤にした和が見つめていた。
真冬の夜風は凍えるほど冷たくて、心も身体も冷えていくような気がする。
でも頭は冷えていかない。
なんで?どうして?が頭の中をグルグルと巡っていて、いつの間にか自分の家についていて、気付くと朝だった…。
スマホを見ると、和からのメールが入っている。
“初めてじゃなくてごめんなさい。
黙っててごめんなさい。
こんな俺でごめんなさい。
嫌いにならないで。
連絡待ってます。”
嫌いになんてなるわけないけど、自分の気持ちをキチンと整理したかった。
俺は返信することなく、スマホをテーブルに投げ置いた。