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＊Mside＊

潤の気持ちをちゃんと分かってあげられなくてごめんねと、つぶやく翔。

翔だけが悪いわけではない。伝えようとしてこなかった、俺も悪いんだ。
だから、翔に自分の気持ちを素直に伝えようと心に決める。すると、スラスラと言葉が出てきた。

「相葉さんに嫉妬してた…。
翔がいつも相談するのは相葉さんで…、相葉さんのほうが大人で…。俺じゃ頼りないのかなって。
さっきもそう。俺の話を聞かないで、相葉さんを追いかけていったのが嫌だったんだ。
それと……」

翔「何？」

「追いかけていった翔と相葉さんの話を聞いちゃって…」

翔「あっ…、えっ…、潤いたの？
あの…、あれは…、その…」

急に焦り始め、しどろもどろな翔。俺には言えない事があるの？
心のモヤモヤを取り除きたく、意を決して、翔に真相を聞くことにした。

「あの時、なんで相葉さんとキスしたの？相葉さんは翔がすきなの？」

翔「へっ？えっ？」

何を言ってるんだろうと、キョトンとしている翔。
その翔を見て、俺もキョトンとする。
なんかおかしい事聞いたかな？