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＊Oside＊

和とマネージャーが戻ってくる。

和「準備は大丈夫？」

「準備OKだよ。会計とかは終わり？」

マネ「はい、終わりました。事務所にも連絡して、大野さんは明後日までオフだそうです」

「色々ありがとう。迷惑かけてごめんなさい」

マネ「大丈夫です。では行きましょう」

立ち上がった瞬間、ちょっと頭に痛みが走ったが、歩けないわけではない。

駐車場まで歩いて行き車に乗り込むと、少しホッとする。

和「智、大丈夫？」

「ああ…、大丈夫」

マネ「出発しますけど、どちらに送ればいいですか？」

和「俺の家で…」

マネ「了解しました」

和の一言で、車は和のマンションに着いた。

マネ「二宮さんは明日、予定通り午後から撮影がありますので、よろしくお願いします。大野さんは、ゆっくり休んでくださいね。それでは失礼します」

和「ありがとう」

「ありがとう。気をつけて」

マネージャーにお礼を言って、見送った。

和「智、行きましょう」

和の部屋に来るのは、あの日以来…。
お邪魔しますと中に入ると、リビングではなく、寝室に手を引かれて連れていかれる。

もしかして、誘われてる⁈