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はっぴぃえんど⁈

第9章 story9 はっぴぃ❤︎ほりでぃ⁈ M×S

*Mside*

急に翔から熱いキスをされ、このまま抱いてしまおうとも思ったけど、グツグツ煮えるスープの音が俺を思いとどまらせた。

滅多にない翔からのお誘いを中断するのは申し訳ないけど、身体が資本だから少しでもいいからスープだけは飲んで欲しい。
俺の思いを伝えようと、翔から体を離し、向き合った。

「翔?あのさ…」

翔「潤はしたくないの?」

「違うって。したいのはきっと翔より俺の方…。でも、鍋が吹きこぼれそうだし、翔の体を考えると、スープは飲んでもらいたいし…」

瞳をウルウルさせ、ぽってりした唇を艶めかせ、俺を見つめる翔。
我慢しているのは俺の方だ。

翔「……分かった。スープちょうだい。でも…」

「なに?」

翔「スープ、潤が飲ませてくれなきゃ嫌だ…」

「えっ?」

今まで聞いたことのない可愛いおねだりに一瞬目が点になった。



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