無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

＊Aside＊

みんなから、すっごくパワーをもらったんだけど、撮影はキツくて…。視聴率で騒がれて…。

「あの…。疲れてダメになりそうな時、また頼ってもいい？」

甘えすぎるのは良くないよなと思いながらも、心の支えが欲しくて言葉に出てしまう。

潤「もちろん」

智「俺で良かったら、いつでも頼って」

翔「できることなら、力になるよ」

和「あいばかが元気ないと、調子が狂っちゃいますからね」

優しい言葉に、目頭が熱くなって来た。

「ありがと…」

それだけいった俺を、リーダーは左手で抱きしめてくれた。
右側に抱きしめられているニノと目が合うと、そっと目尻に溜まっている涙を拭ってくれた。

和「撮影がんばれよ」

目を閉じた俺の唇に何か柔らかいものが触れた。

「えっ」

和「頑張れるおまじない…」

おまじないって、唇にキスってどういう事？酔っているから？
さっき、潤くんにもしていたし、深く考えることないのかな？
それなら…

「おまじない、もう一回して」

和を見つめ、小さい声でお願いしてみた。