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はっぴぃえんど⁈

第1章 story1 しあわせのはじまり M×S

*Mside*

翔にキスを求められ、何度も口づけていると、二人で過ごす時間が、本当に幸せなんだと実感してくる。この気持ちをちゃんと翔に伝えたいと思い、翔を見つめる。

「「愛してる」」

翔と言葉が重なり、しばらく沈黙した後、ふふふっと二人で笑い出す。

「やっぱり俺たちって、相性バッチリだな」

翔「ふふっ、身体の相性もでしょ?」

「ああ、翔なしじゃ生きてけない!」

翔「もぅ…。でもそんな潤が大好きだから…」

愛の囁きからはじまり、愛の誓いで終わった行為は、心も身体も満たされた。

「あ゛ぁ〜、こう言う時に、指輪なんかをサッとを出せばきまるのにな〜。
あっ、裸じゃダメか、ハハハ」

翔「・・・。」

「どうした?」

翔「・・・、指輪って?」

「マリッジリングだろ」

決まってるだろと、顔を覗き込むと目を真っ赤にしている翔がいた。

「えっ、どうしたの?俺、悪い事言っちゃった?」

翔「ち、ちがう。嬉しくて…
結婚なんて考えちゃいけないと思ってたから…」

首をブンブンと横に振りながら、答える翔。俺を貰ってくれる?と聞かれ、今度は俺が首をブンブンと縦に振った。

近い未来の約束…。叶いますように…。






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