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＊Mside＊

「誕生日おめでとう。乾杯！」

シャンパンを注いで、二人で乾杯をする。
花束を持ったニノが、なんかいつもより可愛いく見える…。こんなこと思ったなんて、翔には言えないな。

もうちょっと雰囲気を楽しみたいけど、時間がないので、プレゼントを渡すことにする。

「ニノ…プレゼント、受け取って」

和「ありがとうございます。開けてもいいですか？」

「うーん、どうしようかな？後で、こっそりあけて。それより、もう一つのプレゼントなんだけど…」

和「…やっぱり、無理ですよね」

「いや、なんでキスなのかなって思って？」

和「クスクス…、翔さんと同じこと聞くんですね」

「えっ？そうなの？」

和「ふふふっ…。やっぱり、気になりますよね。そうですね〜、みんなからの愛情が欲しくなっちゃったんです」

「リーダーがいるのに？」

和「きっと、欲張りになったんでしょうね」

ニノが遠くを見つめた。