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はっぴぃえんど⁈

第13章 story13 すとろべりぃむーん

*Nside*

相葉さんの気持ちを知って、ちょっと驚いたけど、俺も同じなんだと改めて気持ちを整理する。

誕生日に欲しかったのは、もちろんキスもして欲しいけど、みんなの気持ちだっていう事に気がついた。


「ねぇ、相葉さん?窓を見てみて?」

赤く光る満月が、ちょうど窓の中央に来ていて俺たちをみていた。

雅「あっ、満月!」

「6月の満月はね、恋を叶えてくれる月っても言うんだって。相葉さん、一緒に叶えよう…」

相葉さんの前に立って、静かに目を閉じる。

雅「ニノ…」

ふわっと抱きしめられると、次の瞬間暖かい感触が唇を覆った。相葉さんのキスは、ファーストキスのような、甘酸っぱいキスだった。
すぐに、唇が離される。

雅「ニノ…好きだよ。俺の気持ち受け取ってくれる?」

「俺も相葉さんが好き。この気持ちに嘘はないから…」

相葉さんの目から綺麗な涙がポロポロと零れ落ちた。






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