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はっぴぃえんど⁈

第16章 story16 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈② M×S

*Sside*

俺の体を思っての反対…。
ありがたいと思う。
思うんだけど…。でも、譲れない。
どうしたら伝わるんだろう…。

潤母「ねえ、翔くん。大好きな人の赤ちゃんを産みたいっていう気持ちは分からなくもない。それだけ、潤の事を思っていてくれて、親としては本当に嬉しいと思う。でも、リスクが高すぎない?」

潤父「子どもも大切だけど、もしも君に何かあった時、潤だけではなく困る人がたくさんいるんじゃないのか?それと、翔くんのご両親は何と言ってるんだい?」

潤「翔の両親にはこれから会いに行く。まずは、父さん達の了承が欲しいんだ」

潤父「では、なおさら二つ返事で頷けないな…」

潤「父さんっ」

「あの…」

俺の言葉できちんと伝えたくて、潤の話を遮って話し始める。

「あの…、俺、赤ちゃんがいるって言われて、初めはどうしようっていう不安しかなかったけど、命が宿っていると思うと、産むことしか考えられないんです」

潤との赤ちゃんを、自らおろすことなんて絶対にできない。


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