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はっぴぃえんど⁈

第16章 story16 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈② M×S

*Mside*

体を激しく揺さぶられ、目を覚ますと目の前に不安そうな表情の翔がいた。

「翔?どうした?」

あのね…と今見ていたと言う夢?の話しを始める翔。
聞いていると、なんかその夢俺も見ていたような気がしてきた…。

「もしかして、その夢…産むのみんなに反対されて、翔のお腹がいたくなる?」

翔「うん…そうだけど、なんで分かるの?」

「俺も同じ夢見てた…」

翔「二人揃って同じ夢見るなんてありえなくない?」

「じゃぁ、実際にあったこと?」

翔「違う…と思う…」

夢で良かったような良くなかったような…、と俺に聞こえるか聞こえないか位の声で翔が呟いた。

翔「ねえ、もしも本当に俺が妊娠して…でも無事な確率は10%しかなくて…みんなに反対されて…潤だったらどうする?」

いつになく真剣な表情の翔。もしもの話なんてその時考えればいいからっていつもしないのに…。

俺たちには望めない愛の結晶の子ども…。
授かったら嬉しいに決まってるじゃん。
俺の返事を待っている翔を優しく抱きしめた。

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