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＊Mside＊

何度目か分からない熱を吐き出し、愛してる…の言葉を残し意識を手放した翔。
シャワーで綺麗にして、ベッドに静かに降ろす。

さぁ、ここからが本番。
・・・というのも、誕生日のサプライズの下準備だ。

翔の左手をそっと持ち上げ、薬指のサイズを測り、まじまじと眺めデッサンを始める。
…意外と指長いんだな。
何とかデザインが固まり、薬指にそっとキスをして布団をかけた。

サプライズその1。
エンゲージリングのプレゼント。
世界に一つしかないリングを作る予定。
マリッジにしたいけど、それは家族も含め皆んなが認めてくれた時にしたいから。
とにかく、余り時間がないけど頑張ろう。

「よし。次は、マネージャーに協力してもらってと…」

サプライズその２。
誕生日をオフにしてもらう。
勿論、俺もね。

そして最後。サプライズその３は…。