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はっぴぃえんど⁈

第1章 story1 しあわせのはじまり M×S

*Sside*

柔らかい感触を唇に感じ、ダメと思いながらも次第に夢中になってくる。

「んっ・・ん、はぁ」

もっと、と強請りそうになった時、楽屋の扉が開き、相葉くんが鼻唄を歌いながら入ってきた。

雅「おはよう・・・って、ええっ、あのつ・・、お邪魔しました」

「あっ、相葉くん・・、待って!」

潤の体を押しのけ、踵を翻し、出て行こうとする相葉くんを、慌てて止める。

潤「せっかく、気を利かせくれてるんだから、いいじゃん。もう少しイチャイチャしようよ〜」

「TPOを考えなくちゃ。ここ楽屋でしょ。親しき仲にも礼儀あり。みんなに、気を使わせるのは悪い!」

潤「みんなって、相葉さんだからじゃないの?」

相葉さんだから?
言葉尻が引っかかったが、キスを見られた事と、相葉くんが行ってしまうことに気を取られ、深く考えず、流してしまったのが悪かった。

そのまま、相葉くんを追いかける。

潤と付き合う前から、相葉くんにはいろいろ相談に乗ってもらっている。さっきのことも、ちょっと愚痴ると、うんうんと頷きながら真剣に話を聞いてくれる相葉くん。ホント優しいよなぁ。




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