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はっぴぃえんど⁈

第21章 story21 ぱられるわーるど①

*Mside*

事務所にも反対され、両親にも反対され、車の中は重い空気が流れていた。

賛成して貰えなかったことに、翔が興奮して大きな声をだしたその時だった。

翔「あっ、いたっ…」

お腹を抱え込み蹲る翔。

「翔?どうしたの?」

翔「お腹が…痛いっ…どうしよ、赤ちゃんに何かあったら…うっ」

「翔!しっかりしろっ」

救急車を呼ぼうかと思ったけど、不幸中の幸いか病院は直ぐ近くだ。

スマホを取りだし、病院に連絡すると受け入れ体制を整えておきますと言われ、直ぐに病院に向かった。

最悪が頭をよぎり、ハンドルを握る手が震えているのが分かる。

「翔!翔!」

俺は翔を呼び続けながら、車を走らせた。



病院に着くと、救急の入り口前にスタッフが待っていてくれた。

担架に乗せられた翔が運ばれていきながら、処置を受けている。

看護師「ここでお待ちください」

処置室の前の長椅子に腰掛け、只ひたすら翔の無事を祈った。





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