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＊Mside＊

翔母『松本？もしかして潤くんかしら。お久しぶり。毎日忙しいでしょ。体壊してない？』

『あっ、はい、大丈夫です…』

翔母『良かったわ。それで今日は何の用かしら？』

よし、オトコ松本！いくぞ‼︎

『翔くんとの事で、お話がありまして。それで一度お伺いしたいのですが…。でも正直時間が取れなくて、明後日の午後、お時間大丈夫でしょうか？』

翔母『ねえ、潤くん。それって翔を貰ってくれるって話？』

『えっ、はいっ…そうですって…どうして⁈』

いきなりの核心を突かれ頭の中がハテナでいっぱいの俺。電話の向こうでは「やっときたか」と、なんか想定内の出来事のようだ。

翔母『ずっと連絡待ってたのよ。それなのに、翔からも潤くんからも連絡がこないから、別れちゃったのかと思ったわ』

『…どういうことでしょうか？』

翔母『気になる？』

翔のお母さんの話を纏めると、俺の母親と翔のお母さんは、時間があれば連絡を取り合う友達らしい。だから、俺たちが挨拶に行った事を俺の母さんから聞いて知っていた。それなのに自分のところには全く音沙汰がないから別れたのかと心配していたみたいで…。