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はっぴぃえんど⁈

第22章 story22 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈〜2018〜M×S❶

*Sside*

ただ、潤に迷惑かけたくないだけなのに。邪魔したくないだけなのに。今日だって、俺が自分の家に帰っていれば、何の問題もなかったじゃん。

隣に座ってる潤が、「はあ」と大きなため息をつきながら、俺の肩をガシッと掴んだ。

潤「あのさ〜、何回言ったら分かるの?俺は、翔が邪魔だとか、迷惑だとか思った時ないからね。翔が隣にいてくれた方がやる気にもなるし、頑張ろうって思える。翔は違うの?」

「…違わないけど…」

潤「翔は俺がいて邪魔だなって思う事があるって事?」

「…ない…」

潤「でしょ?俺は逆にもっと一緒にいたくてしかたがないけど」

「…本当に俺と一緒にいた方が嬉しい?」

潤「嬉しい!あたりまえでしょ!」

そう、あたりまえなんだけど、時々不安になっちゃうんだ。
俺で本当にいいのかって…。

でも、その度潤は俺と向き合ってちゃんと救い上げてくれる。

「ごめんね…。潤のこと好きすぎて、時々わからなくなっちゃうんだ。それで結局迷惑かけちゃってる」

潤「いいって。なんか付き合ったばかりの頃の自分を思い出す。いつも不安だったなって。それにそんな翔が可愛いし。でも、俺を困らせたから、お仕置きね」

「お仕置き?」

潤が、肩にあった手を腰に移動させ、ぎゅっと抱き寄せた。

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