テキストサイズ

はっぴぃえんど⁈

第22章 story22 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈〜2018〜M×S❶

*Sside*

本日のメニューは、冷凍のおにぎりの具を入れて心を込めて握った特製のおにぎり。冷凍の唐揚げをレンジでチンして、キャベツとレモンとマヨネーズを添えた、居酒屋風唐揚げ。最後は、冷凍のギョーザをレンチンではなく、ホットプレートで焼いた円盤ギョーザ。

○の素さん、ありがとう!
俺でも、なんとかできました。

「冷めないうちに食べよう」

潤「作ってくれてありがとう。いただきます」

いびつな形のおにぎりを手に取り、パクッと頬張る潤。

潤「美味しい!翔の愛情もたくさん詰まってる!」

唐揚げも、ギョーザも美味しいとパクパク食べてくれて、あっという間になくなってしまった。

俺が味付けしたわけじゃないけど(冷凍食品だから)、美味しって残さず食べてくれて嬉しかった。

「「ごちそうさまでした」」

潤「翔、俺が片付けるから、休んでて」

「えっ、大丈夫だよ。優しくしちゃダメ!お仕置きの一つでしょ。潤は台本の続きでも読んでてよ」

潤「ふふっ、ありがとう。お言葉に甘えてさせてもらいます」

二人でいれば、側で支えてあげられることがたくさんある。
どうして、そんな簡単なことを忘れちゃうんだろう。

苦手なことも、好きな人の為なら頑張れるね。

台本を読む潤をみると、潤と目が合い二人でニコッと笑った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ