テキストサイズ

はっぴぃえんど⁈

第22章 story22 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈〜2018〜M×S❶

*Mside*

仕事を無事に終え、翔の家に向かう。グループが結成されたばかりの頃の何度か遊びにいったことがあるけど…。

今日は理由が理由だけに、緊張する。

えっと、車はどこに停めたらいいかな?
翔の家の前をゆっくりと車を走らせていると、ガレージの前で、手を振っている人の姿が見えた。

あっ、翔のお母さんだ。

翔母「潤くん、いらっしゃい。車、こっちに停めて」

誘導され、ガレージの前に車を停め、翔のお母さんに挨拶する。

「今日は色々無理を言ってしまい申し訳ありません」

翔母「大丈夫よ。潤くんも忙しいのに、わざわざありがとう。主人も待ってるわ。行きましょう」

リビングに案内されると、そこには翔くんのお父さんが、ソファーに座っていて、そこからは威圧感が漂っている。

「翔くんのお父さん。お久しぶりです。今日はお時間を作っていただきありがとうございます。これ、少しですがどうぞ」

すご〜く悩んだ手土産を翔のお父さんに渡す。ネットで、スィーツギフト・ベスト5にランキングされていた、老舗洋菓子店のバニラプリンをセレクトした。

翔父「わざわざありがとう」

翔母「あら、ありがとう。さすが潤くん。オシャレなお店知ってるのね」

「そんなことは…。お口に合えばいいんですが…」

とりあえず、受け取って貰って良かった。ほっと胸をなでおろした。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ