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はっぴぃえんど⁈

第22章 story22 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈〜2018〜M×S❶

*Mside*

翔父「なんだ?そんなに有名なお店なのか?」

翔母「このお店は、創業100年を超える有名なお店よね。しかも新商品なのよ。ね、潤くん」

「は、はい」

翔くんのお母さんのおかげもあり、和やかなムードで始まったものの、俺の緊張は最高潮。
いつ、本題を切り出せばいいんだろう…。プリンの説明をしながら、頭の隅ではそればかり考えていた。

翔父「そう言われれば、オシャレなプリンだな。・・・で潤くん。今日はプリンの話をしに来たわけではないんだろう?」

きたっ!
ここからが本番だ。
汗ばむ手にぎゅうっと力を入れ、翔のお父さんの目をまっすぐに見て話を切り出した。

「はい。翔くんのお父さんとお母さんに、お伝えしたいことがあって…。俺と翔くんですが、真剣にお付き合いをさせていただいています。これからもずっと一緒にいたいんです。許していただけるでしょうか?」

翔父「……正直、男同士付き合うという事がわからない…。それに、不安材料がたくさんあるだろう?事務所反対していないのか?」

お父さんの言うことは、もっともだ。

「性別なんて関係ないんです。翔の…翔くんのことを愛してる。それだけです。事務所ですが、付き合ってることは報告してあります。不安な部分はたくさんあると思いますが、二人で乗り越えていこうって決めました」

お父さんも、俺のことをまっすぐに見つめて、話を聞いていた。



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