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はっぴぃえんど⁈

第22章 story22 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈〜2018〜M×S❶

*Sside*

思ったより仕事が長引いて、急いで帰ると、マンションに灯りが灯っているのに気付いた。

「ただいま!」

潤「おかえり」

「遅くなってごめんね」

潤「お疲れ様。昨日は翔が作ってくれたから、今日はお返し。ご飯作っておいたから、早く手を洗ってきて」

キッチンから、料理を運んでくる潤を見て、ふと思う。

「冷蔵庫、何にもなかったよね…」

潤「ソーセージとパスタ見つけたから、ナポリタンにしてみた。あと、ワカメとキムチでスープを作ったんだけど、パスタに合わなかったらごめんね」

テーブルに並べられた料理はどれも美味しそうで。お腹がグーッとなり、急いで手を洗って席に着いた。

「何にも入っていない冷蔵庫から、こんなに美味しく作れるのってすごいね」

潤「予想以上に何にもなくて焦った。あっ、そうだ。デザートあったんだった」

そういって出してきたのは、風呂敷みたいな清楚な布で包まれていている、高級そうなプリン。

「これ、どうしたの?」

潤「ちょっとね、食べたくなって…。早く翔も食べよう。その後、もっと美味しいデザート味わうつもりなんだから」

「美味しいデザート、まだあるの?」

潤「あるよ。目の前にね」

えっ、それってもしかして俺のことじゃないよね。また、勘違いだっらはずかしいし。

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