はっぴぃえんど⁈
第23章 story23 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈〜2018〜M×S❷
*Mside*
オープンで付き合えるなんて思ってない。ましてや男同士だし。だけど、いつかみんなから「お似合いだね」なんて言ってもらいたい…なんて考える俺は、ワガママなのだろうか…。
翔父「事務所は付き合うことには反対していないんだな」
「はい。そこは大丈夫です。あと、実は…翔くんと一緒に暮らしたいっていう話もしてきて、承諾を得てきました。お父さん、お母さん、一緒に暮らしてもいいでしょうか?翔くんを必ず幸せにします!」
深々と頭を下げる俺を、涙を溜めて見ていた翔も、一緒に頭を下げた。
翔「俺は潤を幸せにしたい。だから、お願いします」
どのくらい頭を下げていたのだろう。時間にしてはほんの10秒位が、とても長く感じた。
翔母「ほら、あなた…」
翔父「二人とも顔を上げなさい。二人の気持ちさえ分かれば、私は反対するつもりはない。ただ心配なだけなんだ…。幾つになっても子どもには変わらないんだから」
翔「父さん…」
お父さんの気持ちが凄く伝わってきて、言葉が出なかった。
子どもの幸せを願わない親はいない。翔もそれは痛いほど感じたようで、そっと閉じた瞳から涙が流れた。
オープンで付き合えるなんて思ってない。ましてや男同士だし。だけど、いつかみんなから「お似合いだね」なんて言ってもらいたい…なんて考える俺は、ワガママなのだろうか…。
翔父「事務所は付き合うことには反対していないんだな」
「はい。そこは大丈夫です。あと、実は…翔くんと一緒に暮らしたいっていう話もしてきて、承諾を得てきました。お父さん、お母さん、一緒に暮らしてもいいでしょうか?翔くんを必ず幸せにします!」
深々と頭を下げる俺を、涙を溜めて見ていた翔も、一緒に頭を下げた。
翔「俺は潤を幸せにしたい。だから、お願いします」
どのくらい頭を下げていたのだろう。時間にしてはほんの10秒位が、とても長く感じた。
翔母「ほら、あなた…」
翔父「二人とも顔を上げなさい。二人の気持ちさえ分かれば、私は反対するつもりはない。ただ心配なだけなんだ…。幾つになっても子どもには変わらないんだから」
翔「父さん…」
お父さんの気持ちが凄く伝わってきて、言葉が出なかった。
子どもの幸せを願わない親はいない。翔もそれは痛いほど感じたようで、そっと閉じた瞳から涙が流れた。