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はっぴぃえんど⁈

第23章 story23 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈〜2018〜M×S❷

*Sside*

潤のおかげで、父さんの気持ちも分かったし、交際も認めてもらえたし、本当に素敵な誕生日だ。

あと、長〜い名前の料理ばかりで覚えられなかったけど、どの料理も美味しくて、何よりみんなで食べるのが美味しくて。時間が経つのがあっという間だった。

翔父「それでは、そろそろ失礼するよ」

潤「ラウンジも予約してあるので、もう少し飲みませんか?」

翔母「そうしたいけど、横で早く二人きりになりたいオーラを出している人がいるから、遠慮するわ」

「そんなオーラ出してません!」

翔父「あとは、二人で過ごしなさい」

翔母「二人でゆっくりするの、久しぶりなんでしょ。ここは、ごちそうになっちゃていいのかしら?」

潤「勿論です。色々と、ありがとうございました」

「…父さん、母さん…今日はありがとう」

後ろ姿に挨拶すると、父さんが手を挙げて応えてくれた。


二人が帰るのを見送ってから、ラウンジでもう一度乾杯をする。

潤「翔、誕生日おめでとう。改めて乾杯!」

「乾杯」

一気にカクテル飲み、ふ〜と二人で大きく息をはいた。

潤「あ〜〜緊張した!」

「まさかのサプライズで、びっくりした。でも、父さんときちんと話ができてよかった。潤、ありがと…」

事務所も説得してくれたんだよね。本当にありがとう。
抱きつきたいのを我慢して、カウンターにある潤の手を力一杯握った。

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