テキストサイズ

はっぴぃえんど⁈

第23章 story23 はっぴぃ❤︎ばーすでぃ⁈〜2018〜M×S❷

*Mside*

無事お父さんに認めてもらえて良かった。誕生日企画第1弾は無事に終了かな。

続いて、誕生日企画第2弾!
そろそろ時間だから、部屋に行きますか。

「翔、続きは部屋で飲もう」

翔「うん。いいよ」

ぎゅうっと握りしめて離そうとしない翔の手を、俺も握りしめて席をたつ。

専用エレベーターに乗り込み、向かうはエグゼクティブスイートルーム。
去年のスイートも勿論豪華だったけど、エグゼクティブスイートルームは一歩踏み入れただけで別世界へ誘われた。

翔「うわぁ、スゴイ」

何面も連なったガラスからは、東京中を見渡せる夜景が広がっていて、部屋の各所に置いてある優美な調度品が、一層部屋を豪華にしていた。

翔がはしゃぎながら、次々と部屋を覗いていく。

翔「こっちもスゴイ!何人入れるんだろう?このお風呂大理石だ!あっ、こっちはベットルーム………」

「翔、どうした?」

急に静かになった翔に駆け寄ると、ちょっと顔を赤くして部屋の中を指さしている。

翔「これ…」

「うわっ、凄いな…」

一番奥は広々としたベッドルーム。その中心には、光沢のあるベッドカバーに包まれ、キラキラの天蓋付きの、まるでおとぎ話の中に出てくるようなベッドが備え付けられてあった。

ヤバい。これからのことを考えると胸が踊る。でも、その前に、やる事があるからな。楽しみは後に取っておくことにしよう。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ