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はっぴぃえんど⁈

第29章 story29 でぃばーじ

*Nside*

とりあえず、自分の気持ちを2人に伝える事ができてホッとした事もあり、いつもよりハイペースで酒が進む。

いつもは智の隣で飲む事が多いけど、今日は潤くんの隣に座った。
グラスのビールがなくなると直ぐに注文をしてくれ、料理が届けば当たり前のように取り分けてくれる潤くん。

「さすが松潤。さりげないところがカッコいいですね」

潤「何が?」

「いえいえ、こっちの話です。ほら、潤くんも飲みましょ」

潤くんの腕に自分の腕を絡めてみるが、嫌がってはいない。
智にも翔さんにも悪いな〜という気持ちが心の隅に無いわけじゃなかったけど、アルコールもいい具合に回っていたし、アプローチ期間だしという事で、いつもより密着度を高めた。

もう少し飲んでいたかったけど、明日の事も考えてお開きにする。

翔さんと潤くんを見送り、三人でタクシーに乗り込むと、眠気が一気に襲ってきた。

智「ほらっ、寄りかかってな」

「さと…ありがと…」

雅「これ、膝にかけてな」

カクンカクンと揺れ始めた頭を智に包み込まれ、相葉さんのジャケットの温もりにも包み込まれた俺は、そのまま深い眠りに誘われていった。





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