はっぴぃえんど⁈
第30章 story30 あぷろーち❶
*Sside*
電話から聞こえる相葉くんの心地よいトーンの声。
確かに原因の人から電話をもらっても…と心の片隅で思っていたけど、俺の気持ちを受け入れるように話してくる相葉くんに、だんだん冷静さがもどってきた。
雅『翔ちゃん、運転はダメだよ!五分だけそこでまってて!』
『えっ、まって、大丈夫だから…』
ブチッ…ツーツーツー
やっぱり家に戻って潤と話をしようかなと、思ったところで電話が切れた。
しかも、まってって…。
どうしよう…。
と考えているうちに、相葉くんが来て、車に押し込まれると、直ぐに車が出発し、見慣れた景色が流れていく。
黙って乗っていると、相葉くんがハンドルを握りながら、おずおずと聞いてきた。
雅「翔ちゃん、おはよう。あの…そういえばどこに向かえばいいの?」
ちょっと困った顔の相葉くんに、思わず笑ってしまいそうになる。
それは、俺が聞きたいよ。
「おはよう…」
雅「もう、現場に向かうの?」
「ん?俺…潤のところに戻ろうと思ってた」
雅「えっ?松潤のとこ?…もしかして俺余計な事した?」
さっきより、もっと困った顔をしてる相葉くん。でも、俺のことを心配して駆けつけてくれたんだよね。その優しさが素直に嬉しかった。
電話から聞こえる相葉くんの心地よいトーンの声。
確かに原因の人から電話をもらっても…と心の片隅で思っていたけど、俺の気持ちを受け入れるように話してくる相葉くんに、だんだん冷静さがもどってきた。
雅『翔ちゃん、運転はダメだよ!五分だけそこでまってて!』
『えっ、まって、大丈夫だから…』
ブチッ…ツーツーツー
やっぱり家に戻って潤と話をしようかなと、思ったところで電話が切れた。
しかも、まってって…。
どうしよう…。
と考えているうちに、相葉くんが来て、車に押し込まれると、直ぐに車が出発し、見慣れた景色が流れていく。
黙って乗っていると、相葉くんがハンドルを握りながら、おずおずと聞いてきた。
雅「翔ちゃん、おはよう。あの…そういえばどこに向かえばいいの?」
ちょっと困った顔の相葉くんに、思わず笑ってしまいそうになる。
それは、俺が聞きたいよ。
「おはよう…」
雅「もう、現場に向かうの?」
「ん?俺…潤のところに戻ろうと思ってた」
雅「えっ?松潤のとこ?…もしかして俺余計な事した?」
さっきより、もっと困った顔をしてる相葉くん。でも、俺のことを心配して駆けつけてくれたんだよね。その優しさが素直に嬉しかった。