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はっぴぃえんど⁈

第30章 story30 あぷろーち❶

*Sside*

シュンとした相葉くん。
車の中にはまた沈黙が訪れる。

なんかこの静けさも、だんだんおかしくなってきて、声を上げて笑ってしまった。

「…ふふっ…ハハハハハハ…」

雅「翔ちゃん??」

笑いが止まらない俺の事を、目を丸くしてみて見ている相葉くん。
危ないから前を見て運転してよ。

「フフッ…ねえ、このままちょっとドライブしよ…」

雅「えっ?」

俺からそんな誘いを受けるとは思わなかったのか、凄く驚いている。

「ドライブ!まだ仕事まで時間あるし、いいでしょ」

雅「うん…いいけど…」

「行き先は任せるから」

通勤ラッシュにはまだ早い時間なので、車はスイスイと進んでいく。

雅「…翔ちゃん、松潤に連絡しなくて大丈夫?何かあったんでしょ?多分原因は俺とニノだと思うんだけど…」

心配そうに俺を見つめる瞳。この際、相葉くんと向き合うのもいいのかもしれない。俺は、自分の気持ちを正直に話し始めた。

「潤とは喧嘩って言うか、俺が勝手に怒ってただけ。ニノと相葉くんから急に気持ちを伝えられてさ…俺はすごく悩んでいるのに、潤は分かってたみたいな所があってなんか余裕でさ、しかもニノに腕なんか組まれてニヤニヤしてて、確かにアプローチ期間はあげたよ…でも…なんか嫌で…」




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