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はっぴぃえんど⁈

第30章 story30 あぷろーち❶

*Aside*

翔「相葉くん…本人を前にして言うのもなんだけど、俺どうしたらいいのか分からない。今さら何でなの?何で俺なの?いつから?潤との事を応援してくれてた気持ちは嘘だったの?教えて…」

翔ちゃんの一言一言が胸に突き刺さる。
でも、これも受け止めなきゃいけないから…。
車をコンビニの駐車場の端に停め、翔ちゃんの方を向いた。

「翔ちゃん…俺ね…出会った頃からみんなの事が好きだった。リーダー、翔ちゃん、ニノに松潤…それぞれの個性がまぶしいくらい光っていて、そんな人達の側にいて心が動かないわけないじゃん。でもね、その時は、自分のこんな気持ちはおかしいって思って、一度は蓋をしたんだ…」

何も言わず俺の話を聞いている翔ちゃん。フーッと息を吐いてから、話しを続ける。

「俺がみんなのことを愛してても、男同士だしみんなの気持ちが俺を向くことはないって諦めてた部分もあったしね…。そんな時さ、翔ちゃんが俺に松潤との事を相談しにきたんだ。半分諦めてた俺と違って、翔ちゃんは自分の気持ちを伝えようと一生懸命で…。そんな翔ちゃんの気持ちが松潤に伝わるように俺も精一杯相談にのってたよ。そして二人が付き合った時は本当に嬉しかった。嘘じゃないよ⁈」

翔ちゃんは松潤の隣にいる時が一番綺麗だしね…。

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