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はっぴぃえんど⁈

第32章 story32 はっぴぃ❤︎とぅげざー⁈ M×S

*Sside*

急に舞い込んだ二日間のオフ。
まさか潤が調整してくれていたなんて思いもせず、しかもこれから温泉旅行に行こうなんていうから、慌てて準備を始めた。

「東北の気温はどうなんだろう?半袖と七分袖のシャツ両方持って行こう。あとは…ドライヤーに…あっこれも必要だし。これも…」

どこに行くかも詳しく聞いていないので、「いざ」というとき困らないように、あれもこれもとスーツケースに詰めていると、潤に無理矢理閉じられ、手を引かれると車に押し込まれた。
まだ、準備が途中なのに〜。

潤「一泊なのに、そんなに何を持って行くの?」

「いつもの物がないと不安なんだもん」

走り出した車の中、最初の話題は俺の荷物。使いたい時に、使いたい物がないっていうのがイヤなんだ。だから日頃から色々シュミレートして、準備万端にして置かないと気がすまない。

潤「必要なもの?俺さえいればいいじゃん。違う?」

「…ちがく…ない…」

潤「よし!旅行、目一杯楽しもうな!」

そうだね。忘れ物が気にならないわけではないけど…。
よし、楽しもう!

「うん!」

元気に返事をすると、ニコッと潤が笑った。

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