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はっぴぃえんど⁈

第32章 story32 はっぴぃ❤︎とぅげざー⁈ M×S

*Mside*

貸し切り露天風呂は、思っていたより随分広くて、沢山の種類の温泉にびっくりしていると、翔はさっさと浴衣を脱いで入る気満々の様子。

喜んでいるようで何よりだなと、翔の笑顔をみながら、俺も浴衣を脱ぎ捨て、二人で温泉に飛び込んだ。

翔「次はあっちに行こう!」

いけないと思いながらも、温泉でひとしきり泳いで、次は打たせ湯に移動。
そこを堪能したら、寝湯でリラックス。

「翔、そろそろ上がろう。のぼせちゃいそう」

翔「そうだね。喉かわいたぁ」

気がつくと、随分温泉に入っていて逆上せる寸前で、急いで上がった。
温泉を満喫しすぎて、貸切風呂でラブラブが出来なかったのが心残りだけど、また、後で来ればいいか。

翔「潤!お風呂上がりはこれだよね」

渡されたのは、自販機で購入したコーヒー牛乳。手を腰にしてゴクゴクと飲み干す。

「うまっ」

翔「やっぱり、定番だね」

ただのコーヒー牛乳なのに、格別に美味しく感じるのは、お風呂上がりだけじゃないな。翔と一緒だから、いつもの数倍、美味しいし楽しく感じるんだ。

翔の口の端に付いていたコーヒー牛乳を、ペロッと舐め、その後翔の唇もペロッっとすると、翔の顔が一気に赤くなった。


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