テキストサイズ

はっぴぃえんど⁈

第33章 story33 はっぴぃ❤︎とらべる⁈ M×S

*Sside*

誕生日の予定で頭がいっぱいだった俺は、みんなで誕生会企画は、寝耳に水な訳で。

しかも、弾丸旅行サプライズ計画を、ここで知られたくないという思いがあり、なんてこたえたらいいのか、言葉に詰まってしまう。

潤「翔もオフだよな。それとも、急な仕事が入ったとか?」

「あ〜、え〜と、その…」

それしか言えない俺を、まっすぐな瞳でずっと見ていた潤がニコッと笑った。

潤「な〜んて。その日は、翔と二人で過ごしたいから、断ってきたんだけど…ダメだった?」

ニヤニヤしながら聞いてくる潤。

ダメじゃない。
だって、二人で旅行に行くんだから。
って、俺の計画を知ってた?

「…もしかして、分かってた?」

潤「何が?」

「誕生日のサプライズ計画…」

潤「いや、翔のことだから何か考えているんだろうな〜と思って。それに、誕生日は二人で過ごしたいなって。サプライズ楽しみにしてるよ」

サプライズを計画してるのがバレた時点で、サプライズじゃないよ…。

でも、楽しみにしてるようだし、もっと計画を綿密に立て直そう。

「うん、楽しみにしてて。他の予定入れないでね」

よし!気合を入れてお祝いするぞ!!

残りのパスタを食べながら、心の中で気合を入れ直した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ