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はっぴぃえんど⁈

第33章 story33 はっぴぃ❤︎とらべる⁈ M×S

*Sside*

先ずは予定通り、市内に向かい、清渓川を散策する。

この川は、市民の憩いの場であり、観光のスポットにもなっている。

「清渓川は夜になるとライトアップされるから、見たかったんだけど、予定の関係上、朝イチの観光となってしまいました」

潤「へぇ〜ライトアップされるんだ。見たかったけど、また、今度ゆっくりくればいいよ」

「そうだね。…ねえ?こうやって並んで歩きながら、ゆっくりたわいもない話をするの久しぶりだね」

川沿いを二人で並んで歩き散策する。
潤の横顔を見ているだけで、幸せな気持ちになってくる。

潤「久しぶりだな。あっ、あれなんだろう?」

潤がオブジェのようなものを見つけて指さした。
カタツムリのような形の空にそびえ立つようなオブジェからは水が湧き出ていて川に流れ込んでいる。

「清渓川のシンボルみたいだね。面白い形!」

川を下るように、俺たちも歩いて行くと、ソウルの色々な風景が見えてくる。
左には繁華街、右はオフィス街。その先は市場やカフェが立ち並ぶ。

市民の憩いの場のこの場所は、人通りも多いが、二人で歩いていても日本ほど気を使うことはなく、寄り添って散策を楽しんだ。



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